3歳になった息子は、YouTubeが大好きです。
カラフルな動画に釘付けになり、気がつけば数時間経っているなんてことも。
親としてはYouTubeよりも体を動かして遊んでほしい…。発達に悪影響があるという話を目にすることも多いです。
しかし、YouTubeを納得するまで見ないと大泣きして怒る息子…。YouTubeに頼らないと進まない家事…。
悩んでいた時に思いついたのが、「画面を見せずに動画の音だけ流して納得させる」という方法でした。
この方法で、1日の画面を見ている時間を1時間以内に減らすことができました!
YouTube視聴可能時間を可視化
目標は1日の視聴時間を1時間以内にすること。まずはこんなものを作ってみました。
YouTube視聴可能時間の円グラフ?です。赤い部分が残りの視聴時間です。YouTubeを見た分だけ赤の範囲がなくなって白になります。
全部白になったら今日はもうYouTubeを見ることができません。我が家ではマグネット付きのクリップではさんで、テレビボードにしているシルバーラックに貼り付けています。
作り方はとっても簡単で、白と赤の画用紙を同じ大きさの丸型に切り、一か所中心まで切れ込みを入れるだけです。(息子が破ってしまったのでセロテープで補強しています…。)
色は何色でもいいかと思いますが、わかりやすそうなので赤と白にしました。
作るのが面倒な場合はタイムタイマーを購入してもいいかと思います。とにかく、視聴可能時間を可視化することが重要かなと思います。
本人が要求するまでYouTubeを見せない
今までは朝の家事や夕食の準備を始める時間に私が「YouTubeをみて待っててね」とYouTubeをつけていました。
それを辞めて本人から「YouTubeをみたい」と言われてから見せることにしました。
1回の視聴時間を我が家では30分に設定しました。
YouTubeを見せる前に先ほど紹介した「YouTube視聴可能時間」をみせ、「今から30分みるよ。」と伝え30分赤の範囲を減らしてみせます。
30分後画面が消えた後に「まだみる!」と言われたら「今日はあと30分残ってるからYouTubeで続きをみる?それとも続きは音で聞く?」と提案します。多分「30分YouTubeをみる」ほうを選ぶかと思います。
また続きを再生する前に「今から30分だよ、もう赤がなくなって白になるから今日はこれでYouTubeはおしまいだよ」と伝えておきます。
さて、30分後に「まだみる!!」と怒るかと思います。ここで、YouTubeの視聴可能時間がなくなったことをもう一度伝えます。「もう全部白になったから今日はおしまいだったね。続きは音で聞いてみる?」ともう一度伝えます。
息子は最初「音だけで続きを聞く」の意味が分からず大泣きして怒りましたがが、ここで泣いても絶対にYouTubeをみせないように頑張ります。
さっきまでみていた動画をタブレットで再生します。画面は見えないように手の届かない高いところに置きました。タブレットがなければスマホでもいいかと思います。
YouTubeをみせろと怒っていた息子ですが、すぐにいつも見ている動画の音声だとわかり、画面がみえなくても怒ることなくご機嫌で遊び始めることができました。
しばらくおもちゃで遊びながら音声を聞いていましたが、そのうち遊びに集中し始めると、YouTubeを見たい気持ちも忘れてしまうようで、音を消しても大丈夫でした。
数日で「音で続きを聞く」の意味もわかってきたようで、YouTubeが終わると自分から「おんがくきく」と言うようになりました。
音を再生するのはFire7タブレットで
我が家で利用しているのは、Fire7タブレットです。
Amazonのプライムセール中に6000円代で購入しました。
息子用に購入したタブレットで、小さめなところとキッズ用のアカウントが作れるところが気に入っています。
キッズ用のアカウントにはタイマー機能がついており、15分毎に設定可能です。
学習用のアプリもあります。キッズ用のアカウントは複数作成可能です。
正直、大人が使うには動きが重すぎておすすめしませんが、子どもが使う分には手ごろで使いやすい商品です。
Fire7タブレットではYouTubeのアプリはダウンロード可能ですが、YouTube musicやYouTube kidsのアプリはダウンロードできません。(使えるようにする方法はありますが、私はうまくいきませんでした。)ブラウザからならどちらも利用可能です。
YouTubeを見たいと言わない日も!
この方法を試して1か月が経ちましたが、最近ではYouTubeを見たいと言わない日もでてきました。あんなに毎日見たいと言っていたのに…驚きです。
映像から音声に変えることによって、画面にくぎ付けになることがなくなり、手や体を動かしながら楽しむようになりました。
音から映像を考えているようにもみえ、想像力を働かせて楽しめるところもいいなと思っています。
動画の音声だけではなく、音楽も聴くようになりたくさん歌を歌うようにもなりました。
同じようにYouTubeの視聴時間で悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
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