現在2歳10か月の息子はまだ喋ることができません。
発達の遅れが指摘されており、軽度だが自閉症の傾向があると言われています。
1か月前から療育施設にも通い始めました。
療育施設からのアドバイスで支援カードを使ってみるのはどうか?とのことだったのでさっそく試してみたところ、息子にはとても合っている方法でした。
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言葉で伝わらないから困ってしまうこと
言葉がはっきりとでていない息子は、自分の思いがうまく伝わらないと大泣きして怒ります。自転車で行きたい場所があるけれど、私にうまく伝わらないのでたどり着かず、暴れて降りようとするので困っています。
また、「図書館に行ってから公園だよ」など「○○してから○○」が伝わりにくく、家で口頭で説明しているときはニコニコと話を聞いていますが、いざ図書館につくと大泣きして「こうぇ!(公園)」と訴えてきます。
この問題を解決してくれたのが支援カードでした。
支援カードってどんなの?使い方
これが我が家で実際に使っているカードです。
下記のサイトで簡単に作成することができます。
絵カードメーカー(自分で選んで作ってダウンロード) | ザ・プロンプト!絵カードセンター (theprompt.jp)
作成したカードはコンビニで写真用紙に印刷するとラミネートいらずです。
作るのが面倒な場合は購入することもできます。
支援カードを使えば視覚的に「次は何をするのか」がわかり、見通しが持てます。見通しが持てると安心して過ごすことができるのでパニックや癇癪が減ります。
ホワイトボードに①②と数字を書いたシールを貼っています。①から順番に活動を行い、終わったら右上に貼ってある封筒の中にカードを入れます。
ホワイトボードの後ろには100均で購入したプラケースを耐震ジェルマットで貼り付けているので自立します。
ケースの中には使っていない支援カードを収納できます。
カードの裏に小さなマグネットシールを貼っています。これも100均で購入できます。
ホワイトボードの手作りが面倒な場合は市販品もあります。
外出用に、名刺入れに番号を付けたものも作りました。
帰りたがらないときは、家に帰ったら大好きなYouTubeを観るよ、おやつを食べるよ、買い物に行って好きなものを買おう、など楽しいことが待っていると見通しが持てるようにしています。
息子にはこれが大変しっくりきました。
口頭で説明していた時に比べ、出かけるまでの準備がスムーズになり、ぐずって出かけられないということもかなり減りました。
また、キッズランドなど楽しい場所から家に帰る際も30分以上「帰りたくない」と大泣きしていたのが10分以内に切り替えて泣かずに帰れるように。これは素晴らしいことです。
そして「行きたい場所に行けなくて大泣きする」問題を解決するために、もう一種類カードを作りました。
公園などの遊び場を写真でリスト化しています。
こちらも持ち歩けるように100均の名刺入れに入れています。
このリストの中から行きたい場所を息子に選んでもらっています。これで自転車に乗っているときに大泣きすることはなくなりました。
自分で公園のカードを持ってきて、ここに行きたいと意思表示してくれることもあります。選択できることが嬉しいようです。
まとめ
息子のように、言葉でのコミュニケーションが難しい場合は支援カードのように視覚的にわかるものがあるととても便利です。
以前作ったことがある、食べ物カードも偏食の息子には有効な方法でした。
何をしたいか、何を食べたいか、今から何をするか、カードのおかげでコミュニケーションがとれるようになるので子育てがとても楽になりました。
次は「あと10分でお片付けね」「テレビは1時間で終わりだよ」のように「あと〇分で次の活動へ」というのが出来るようにタイムタイマーを導入しようかと思っています。
こちらも、視覚的に「あと〇分」がわかる商品です。幼稚園入園に向けて、こういったこともやっておいたほうがスムーズかなぁ…と。。
購入したらまた記事にしたいと思います。参考になることがありましたら幸いです。
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